パソコンのサブモニターやゲームのモニターとして使えて便利なモバイルモニター。
外出先に持っていけるのはもちろん、自宅でも省スペースで使えます。
作業領域を確保しつつ持ち運ぶのにかさばらない、ちょうどいいサイズといえます。
本記事では、13インチのモバイルモニターのおすすめを厳選して紹介します。
モニターのサイズをまだ迷っている方は下の記事をご覧ください。

13インチモバイルモニターを選ぶ理由
13インチのモバイルモニターの最大の魅力は実用性です。
小型のノートパソコンと同サイズで、持ち運びにやすさと視認性を兼ね備えています。
重量が500g前後のモデルが多く、軽量で気軽に持ち出せます。
13.5インチのパソコンと並べると、同じサイズなので違和感なくマルチディスプレイで作業できます。

サイズは幅が約30cm、高さが約16cmになります。
サイズ | 幅 | 高さ |
---|---|---|
13.3インチ | 29.4cm | 16.5cm |
13.5インチ | 29.0cm | 16.8cm |
13インチモバイルモニターの選び方
13インチのモバイルモニターは種類が多く、どれを選べばいいかわからない人も多いと思います。
ここからは13インチモバイルモニターの選び方を紹介していきます。
以下の5項目に着目して選ぶようにしましょう。
スタンド
モバイルモニターのスタンドには保護カバー兼用スタンドと自立スタンドの2種類があり、現在は保護カバー兼用スタンドが主流になっています。
また、保護カバー兼用スタンドの中にもタイプが2つに分かれています。
保護カバー兼用スタンド
保護カバー兼用スタンドはその名のとおり、付属の保護カバーがスタンドにもなるタイプです。
保護カバー兼用スタンドの中にも2つタイプに分かれます。
画面の前面に保護カバーが出てくるタイプ

このタイプは決まった角度では安定するのですが、角度の調整がしにくいデメリットがあります。

角度にこだわらない人にはおすすめです。

画面と保護カバーでバランスを取って立てるタイプ
このカバーを開くと下の画像のようになります。

画面上部がマグネットで保護カバーとくっつきます。

このタイプは角度を調整できるだけでなく、画面が前面に出ないため省スペースで使えます。

私はこのタイプの方が好きです


画面の底に滑り止めのゴムがついています。


自立スタンド
もう一つの種類は自立スタンドです。


モニター本体にスタンドが付属するタイプで自由に角度を調整できます。
安定して立つし、場所も取りません。



最もおすすめです!


デメリットとしては、持ち運ぶ時に別の保護ケースに入れて持ち運ばなければいけない点です。
荷物が少し増えてしまうのが欠点です。
また、モバイルモニターの中でも自立スタンドのモデルはあまり多くなく、自身に合ったものを見つけるのが難しいです。
解像度
13インチのモバイルモニターを選ぶ上で解像度も重要です。
映像の精密さを表す数値で、画面内に点(画素)が何個配置されているかを指します。
解像度が高いほど、画像や映像はなめらかで鮮明で細やかになります。


13インチのモバイルモニターはフルHD(1920×1080)が最も多く使われています。
多少表示される文字などが小さくなっても、作業領域を広げたいという人は2KやWQHDを選ぶとよいです。
- HD:1,280×720
- フルHD:1,920×1,080
- 2K:2,048×1,080
- WQHD:2,560×1,440
- 4K:3,840×2,160
液晶パネル
モバイルモニターには主に3種類の液晶パネルが採用されています。
IPS、VA、TNの3種類にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、IPSを選択すれば間違いありません。
他と比べて値段が少し高いですが、視野角が広くさまざまな用途に使えます。
項目 | IPS | VA | TN |
---|---|---|---|
応答速度 | 少し遅い | 遅い | 速い |
視野角 | 広い | 狭い | 狭い |
発色 | 普通 | きれい | よくない |
コスト | 少し高価 | 普通 | 安価 |
用途 | ゲーム 映画やアニメ鑑賞 イラスト作成 動画、写真編集 | 映画やアニメ鑑賞 | ゲーム |
また、液晶パネルには光沢タイプ(グレア)と非光沢タイプ(ノングレア)の2種類があります。
光沢タイプは映像がきれいですが、映り込みしやすいです。
非光沢タイプは映り込みしにくいかわりに、映像が白っぽくなってしまいます。
項目 | 光沢タイプ | 非光沢タイプ |
---|---|---|
メリット | 映像がきれい | 映り込み(反射)しにくい |
デメリット | 映り込み(反射)しやすい | 映像が白っぽい |
機能性


モバイルモニターには、タッチパネル搭載やバッテリー内臓、有機ELのモデルもあります。
タッチペンで絵を描きたい方はタッチパネル搭載を選びましょう。
また、バッテリー内臓のモバイルモニターは電源ケーブルをを接続する必要がありません。
持ち運び時に極力荷物を減らしたい人におすすめです。
メーカーと価格


モバイルモニターはさまざまなメーカーから販売されています。
主流は価格が安い中国メーカーですが、日本メーカーからも販売されています。
高品質・サポートを重視する人は日本メーカーをおすすめします。
13インチのおすすめモバイルモニター5選
13インチのモバイルモニターのおすすめを5つ紹介します。
kksmart NK-135 13.5インチ


kkksmartの13.5インチのモバイルモニターになります。
解像度も2Kできれいな映像を楽しめます。
省スペースで画面を立てることができます。
製品名 | kksmart NK-135 |
---|---|
サイズ | 220mm×360mm×9mm |
画面サイズ | 13.5インチ 非光沢タイプ |
解像度 | 2K(2256×1504) |
表示速度 | リフレッシュレート 60Hz |
重量 | 446g(722gカバー込) |
接続方法 | USB-C x2 miniHDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 非対応 |
スタンド | 保護カバー兼用スタンド |
コスパ最強でパソコンのサブモニターとして使える他、SwitchやiPhoneにも対応しています。


cocopar 13.3インチ133OLED


売れ筋のモバイルモニターを多数提供している「cocopar」。
13.3インチのこのモデルは13インチ台には珍しく自立スタンドであること。
安定して立てられ、角度調整も自由自在。場所もとりません。


今なら持ち運びに便利な収納ケースが無料でついてきます。
製品名 | 133OLED |
---|---|
解像度 | フルHD(1920×1080) |
画面サイズ | 13.3インチ 光沢タイプ 有機EL |
表示速度 | リフレッシュレート 60Hz |
重量 | 650g |
接続方法 | USB-C x2 miniHDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 非対応 |
スタンド | 自立スタンド |
また、有機ELパネルを採用しているため、液晶と比べて色がきれいに発色されます。
画質をこだわる人にもおすすめです。
JAPNANNEXT IPS133FHDR-T 13.3インチ


安心の日本企業である「JAPANNEXT」。
13.3インチこのモデルはタッチパネルに対応してるにも関わらず、安価です。
USB Type-C接続でケーブル一本で使え、パソコンやゲームだけでなくスマホの画面も拡張できます。
製品名 | IPS133FHDR-T |
---|---|
解像度 | フルHD(1920×1080) |
画面サイズ | 13.3インチ 光沢タイプ IPS |
表示速度 | リフレッシュレート 60Hz |
重量 | 600g |
接続方法 | USB-C x2 miniHDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 対応 |
スタンド | 保護カバー兼用スタンド |
ノングレアかつIPSパネルで、この値段を考えるコスパがいいです。
KEEPTIME P135 13.5インチ


Amazonで人気を誇っているモバイルモニターメーカー「KEEPTIME」。
このモデルは13.5インチにも関わらず、重量が380gしかないのが特徴。
ベゼル(縁)も薄く画面が大きく感じます。
製品名 | P135 |
---|---|
解像度 | 2K(2256×1504) |
画面サイズ | 13.5インチ 光沢タイプ IPS |
表示速度 | リフレッシュレート 60Hz |
重量 | 400g |
接続方法 | USB-C x2 miniHDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 非対応 |
スタンド | 保護カバー兼用スタンド |
モバイルモニターの解像度はフルHDが多い中、このモデルは解像度が2Kになっています。
画質をこだわる人にもおすすめです。
kksmart 13.3インチ NK-133T


「kksmart」13.3インチでタッチパネル対応のモバイルモニターになります。
厚さが9mmと薄くて重量も400gしかないため、簡単に持ち運べます。
製品名 | NK-135 |
---|---|
画面サイズ | 13.3インチ 非光沢タイプ IPS |
解像度 | フルHD(1920×1200) |
表示速度 | リフレッシュレート 60Hz |
重量 | 400g(カバー別) |
接続方法 | USB-C x2 miniHDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 対応 |
スタンド | 保護カバー兼用スタンド |
保護カバーを使って省スペースで画面を立てることができます。
また、スマホとつなげて車載ナビとしても利用できます。
13インチのモバイルモニターまとめ
本記事では13インチモバイルモニターのサイズとおすすめモデルを紹介してきました。
ノートパソコンに接続して、どこでもデュアルディスプレイで作業できるモバイルモニターは持ってて損しません。
自身の用途に合ったモデルを選んでいただければと思います。