外出先でもパソコン作業を2画面でできるモバイルモニター。
また、最近ではゲーム用のモニターとして使う人も多くなっています。
外出先に持っていけるのはもちろん、自宅でも省スペースで使えます。
本記事では、17インチのモバイルモニターのおすすめを厳選して紹介します。
モニターのサイズをまだ迷っている方は下の記事をご覧ください。

17インチのモバイルモニターを選ぶ理由
17インチのモバイルモニターの魅力は大画面にも関わらず、持ち運びができること。
ノートパソコンの画面よりも大きい画面で作業したい時に便利です。
重量も1,000g前後のモデルが多く、カバンやリュックに入れることもできます。
15インチより大きい画面で使いたい人におすすめです。

17インチのサイズは幅が約38cm、高さが約21cmになります。
サイズ | 幅 | 高さ |
---|---|---|
15.6インチ | 34.5cm | 19.4cm |
17.3インチ | 38.3cm | 21.6cm |

17インチモバイルモニターの選び方
17インチのモバイルモニターの中でもどれを選べばいいかわからない人も多いと思います。
ここからは17インチモバイルモニターの選び方を紹介していきます。
以下の5項目に着目して選ぶようにしましょう。
スタンド
モバイルモニターのスタンドには保護カバー兼用スタンドと自立スタンドの2種類があり、現在は保護カバー兼用スタンドが主流になっています。
また、保護カバー兼用スタンドの中にもタイプが2つに分かれています。
保護カバー兼用スタンド
保護カバー兼用スタンドはその名のとおり、付属の保護カバーがスタンドにもなるタイプです。
保護カバー兼用スタンドの中にも2つタイプに分かれます。
画面の前面に保護カバーが出てくるタイプ

このタイプは決まった角度では安定するのですが、角度の調整がしにくいデメリットがあります。

角度にこだわらない人にはおすすめです。

画面と保護カバーでバランスを取って立てるタイプ

画面上部がマグネットで保護カバーとくっつきます。
このタイプは角度を調整できるだけでなく、画面が前面に出ないため省スペースで使えます。


私はこのタイプの方が好きです
画面の底に滑り止めのゴムがついています。


自立スタンド
もう一つの種類は自立スタンドです。


モニター本体にスタンドが付属するタイプで自由に角度を調整できます。
安定して立つし、場所も取りません。



最もおすすめです!


デメリットとしては、持ち運ぶ時に別の保護ケースに入れて持ち運ばなければいけない点です。
荷物が少し増えてしまうのが欠点です。
また、モバイルモニターの中でも自立スタンドのモデルはあまり多くなく、自身に合ったものを見つけるのが難しいです。
解像度
17インチのモバイルモニターを選ぶ上で解像度も重要です。
映像の精密さを表す数値で、画面内に点(画素)が何個配置されているかを指します。
解像度が高いほど、画像や映像はなめらかで鮮明で細やかになります。


17インチのモバイルモニターはフルHD(1920×1080)が最も多く使われています。
多少表示される文字などが小さくなっても、作業領域を広げたいという人は2KやWQHDを選ぶとよいです。
- HD:1,280×720
- フルHD:1,920×1,080
- 2K:2,048×1,080
- WQHD:2,560×1,440
- 4K:3,840×2,160
液晶パネル
モバイルモニターには主に3種類の液晶パネルが採用されています。
IPS、VA、TNの3種類にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、IPSを選択すれば間違いありません。
他と比べて値段が少し高いですが、視野角が広くさまざまな用途に使えます。
項目 | IPS | VA | TN |
---|---|---|---|
応答速度 | 少し遅い | 遅い | 速い |
視野角 | 広い | 狭い | 狭い |
発色 | 普通 | きれい | よくない |
コスト | 少し高価 | 普通 | 安価 |
用途 | ゲーム 映画やアニメ鑑賞 イラスト作成 動画、写真編集 | 映画やアニメ鑑賞 | ゲーム |
また、液晶パネルには光沢タイプ(グレア)と非光沢タイプ(ノングレア)の2種類があります。
光沢タイプは映像がきれいですが、映り込みしやすいです。
非光沢タイプは映り込みしにくいかわりに、映像が白っぽくなってしまいます。
項目 | 光沢タイプ | 非光沢タイプ |
---|---|---|
メリット | 映像がきれい | 映り込み(反射)しにくい |
デメリット | 映り込み(反射)しやすい | 映像が白っぽい |
機能性


モバイルモニターには、タッチパネル搭載やバッテリー内臓、有機ELのモデルもあります。
タッチペンで絵を描きたい方はタッチパネル搭載を選びましょう。
また、バッテリー内臓のモバイルモニターは電源ケーブルをを接続する必要がありません。
持ち運び時に極力荷物を減らしたい人におすすめです。
メーカーと価格


モバイルモニターはさまざまなメーカーから販売されています。
主流は価格が安い中国メーカーですが、日本メーカーからも販売されています。
高品質・サポートを重視する人は日本メーカーをおすすめします
17インチのおすすめモバイルモニター5選
17インチのモバイルモニターを5つ厳選しました。¥
IO DATA 17.3インチ EX-YC172A


日本製で安心ブランドの「IO DATA」。3年保証もついています。
スタンドを折りたためば15ミリの薄型で、ベゼル(縁)が薄くて見た目がおしゃれです。
製品名 | EX-YC172A |
---|---|
解像度 | フルHD(1920×1080) |
画面サイズ | 17.3インチ 非光沢タイプ AAS |
表示速度 | リフレッシュレート 60Hz |
重量 | 970g |
接続方法 | USB-C x2 miniHDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 非対応 |
スタンド | 一体型スタンド |
サイズは大きいですが、付属の保護ケースもついており、持ち運びも簡単です。
一体型スタンドは省スペースでも立てかけられ、無段階調整が可能です。


KEEPTIME 17.3インチ P173


モバイルモニターメーカーである「KEEPTIME」は安価ながらも高品質です。
私もKEEPTIME製品は複数愛用するほど大好きです。
リフレッシュレート144Hzあるので、ゲーム用としても最適です。
製品名 | P156 |
---|---|
解像度 | フルHD(1920×1080) |
画面サイズ | 17.3インチ 光沢タイプ IPS |
表示速度 | リフレッシュレート 144Hz |
重量 | 1,460g(保護カバー含む) |
接続方法 | USB-C x2 HDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 非対応 |
スタンド | 保護カバー兼用スタンド |
付属の保護ケースもついており、持ち運びも簡単です。
miniHDMIではなく、標準HDMI対応なのも嬉しい点です。
また、VESA穴もついているのでモニターアームにも固定して使うことができます。
EHOMEWEI 17インチ RQ-170PW


様々な種類のモバイルモニターメーカーを扱っている「EHOMEWEI」。
タッチパネル対応で厚さが薄いところで5mmしかなく、重さも1,040gしかありません。
自立スタンドな点も嬉しいです。
製品名 | RQ-170PW |
---|---|
解像度 | 2.5K(2560×1600) |
画面サイズ | 17インチ 光沢タイプ IPS |
表示速度 | リフレッシュレート 60Hz |
重量 | 1,040g |
接続方法 | USB-C x2 miniHDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 対応 |
スタンド | 自立スタンド |
付属の保護ケースもついており、持ち運びも簡単です。
タッチペンにも対応しています。
JAPANNEXT 17.3インチ JN-MD-IPS1730FHDR-N


「JAPANNEXT」はあまり知られていませんが、日本のメーカー。
本体は13.8ミリの薄型で保護カバーも付属しているので持ち運びに便利です。
製品名 | JN-MD-IPS1730FHDR-N |
---|---|
解像度 | フルHD(1920×1080) |
画面サイズ | 17.3インチ 非光沢タイプ IPS |
表示速度 | リフレッシュレート 60Hz |
重量 | 1,000g |
接続方法 | USB-C x2 miniHDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 非対応 |
スタンド | 保護カバー兼用スタンド |
フリッカー(ちらつき)フリーで、ブルーライト軽減モードを搭載し、目と身体への負担を軽減してくれます。
VESA穴もついているのでモニターアームにも固定して使うことができます。
安心の日本製にも関わらず、価格も抑えてくれています。
UPERFECT 17.3インチ 185


「UPERFECT」はあまり知られていませんが、モバイルモニターで有名な中国メーカー。
17.3インチのこのモデルは、高解像度が魅力です。
パソコンのサブモニターにおすすめです。
製品名 | 185 |
---|---|
解像度 | 4K(3840×2160) |
画面サイズ | 17.3インチ 非光沢タイプ IPS |
表示速度 | リフレッシュレート 60Hz |
重量 | 1,020g |
接続方法 | USB-C x2 HDMI x1 |
給電方法 | USB-C |
スピーカー | 内臓 |
タッチパネル | 非対応 |
スタンド | 保護カバー兼用スタンド |
重量も軽いので気軽に持ち運びができます。
価格も抑えめになっています。
14インチモバイルモニターまとめ
本記事では14インチのモバイルモニターのおすすめモデルを紹介してきました。
ノートパソコンに接続して、どこでもデュアルディスプレイで作業できるモバイルモニターは持ってて損しません。
自身の用途に合ったモデルを選んでいただければと思います。